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マイクロスコープを使った歯周病治療

歯周病の治療には、初期治療と外科治療、メインテナンスの3ステージの治療があります。

まず問診を行い、現状の把握から始めます。

歯周ポケットの測定やむし歯、歯石やプラークの付着度のチェック、歯のぐらつきがないか、腫れている部位がないか、ポケット測定の際に出血がないかなど口腔内を詳しく調べます。口腔内診査を行う際にレントゲンを撮影して、骨の欠損がないかなど骨の状態を調べます。副鼻腔炎がないか、顎骨に問題が他にないか(まれに腫瘍が隠れていることもあります)など、レントゲン撮影は患者さんの口腔内の状態を知るための非常に重要なツールになります。

歯周病の状態が分かったら、治療を開始します。まずは、プラークコントロールを行い、適切な歯の磨き方や歯間ブラシなど補助用具の使い方などをお伝えします。次に縁上歯石の除去、プラークの除去など実際にお口の中を綺麗にしていきます。

見える範囲の汚れが取れてきたら、次に歯周ポケットの中の掃除をします。

歯周ポケットの中は見えない場所になるので、ご自身で清掃することは困難です。

そこで、一本一本衛生士さんがポケットの中を掃除します。

ここまでが歯周初期治療といい、進行した歯周病の患者さんであっても、初期の歯周病患者さんであっても、行うことは同じです。

ポケットが更に残存する場合、そこから歯周外科へと移ります。

衛生士さんが手作業で取れない、ポケットの深い場所の歯石を除去したり、不良肉芽の掻爬を行います。

ここでマイクロスコープを使うと、細部までよく見えます。

このように細かいところまでレーザーとマイクロスコープを用いて掃除をします。

レーザーで除菌も行うことで、歯周組織の治りも良くなります。

掃除が終わったら、リグロスやエムドゲインゲルなどを骨欠損部に入れ、骨の再生を促します。

治癒を待って、メインテナンスへと移行します。

メインテナンスでは、再度ポケットが深くなっていないかを確認するためにポケット測定を行うなど、口腔内の診査を行います。

歯石の付着があれば、歯石除去などのクリーニングを行います。

歯ブラシや歯間ブラシの使い方の確認なども行い、歯周病が悪化しないようメインテナンスを行います。

つばめデンタルクリニック川西では、マイクロスコープを使った歯周病治療を行っています。

6名の経験豊富な衛生士と日本歯周病学会認定医が在籍していますので、分からないことはなんでも聞いてくださいね。