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むし歯じゃないのに歯が痛い!TCHについて

歯が痛くて歯医者さんに行ったのに、むし歯ではないと言われたことはありませんか?

知覚過敏って言われたんだけど、、、どうして痛むのかな??

むし歯がないのに歯が痛む場合、TCH(Tooth Contact Habit)が原因かもしれません。

口を閉じたときに、しっかり噛みしめていませんか?お口を閉じたときは、軽く歯が離れているのが正解です。幼いときに親などから口が開けっ放しになっていると注意を受けることで、あかないようにしっかりと噛みしめてしまう方もおられるようですね。

確かに、口を開けっぱなしにしてしまうと、口呼吸になりますし、口の中が乾燥するのであまり良い事ではありません。

しかし、しっかりと噛みしめ続けることで問題が起こってくるケースも多くあります。

TCHは、歯が無意識に接触し続ける癖で、歯や顎の筋肉に負担をかけて痛みを引き起こすことにつながります。

以下のような症状が見られる場合、TCHが疑われることがあります。

①歯の根元や歯ぐきが痛い

歯や歯ぐきに過度な力がかかり、歯の根元や歯ぐきが痛むことがあります。

②顎の筋肉に痛みやだるさがある

噛み締めなどの癖で歯が常に接触していると、顎の筋肉が緊張し、痛みや不快感を感じることがあります。

③頭痛や首が痛い

咀嚼筋の緊張が頭痛や首の痛みを引き起こすことがあります。

④歯がしみる

歯に過度の力が加わることで、歯の表面がすり減ったり歯に小さなヒビが入ることがあり、しみてきます。また、噛みしめすぎたりブラッシング圧が強すぎたりして歯ぐきが下がったりしている場合も、冷たいものや熱いものに対して歯がしみることがあります。

TCHの治療法にはいくつかの方法があり、個々の状況に応じて適切な治療法を選択することが重要です。

1. マウスピースの使用

就寝時にマウスピースを使用することで、歯の接触を防ぎ、歯や顎への負担を軽減します。就寝中に歯ぎしりや食いしばりをしている場合は効果があります。

2. リラクゼーションテクニック

ストレスがTCHの一因である場合、リラクゼーションテクニックを用いてストレスを軽減することが有効です。ヨガやmeditation、mindfulnessなどが効果的です。マッサージも良いですね。

3. 姿勢の改善

正しい姿勢を保つことで、顎や歯への負担を軽減することができます。デスクワークや長時間のパソコン作業、スマホ、テレビゲームなどを行う際には、姿勢に注意を払うことが重要です。

4.バイオフィードバック

身体の無意識の動きを視覚や聴覚でフィードバックすることで、意識的にコントロールできるようにする方法です。口は閉じても歯は噛まない。これを徹底してください。歯の接触を減らすことができます。

5. 認知行動療法(CBT)

認知行動療法は、行動や思考のパターンを変えることで、TCHの症状を改善することを目指します。専門のセラピストによる指導のもとで行われます。

6. 薬物療法

筋肉の緊張を緩和するために筋弛緩薬や抗不安薬が処方されることがあります。

7. 歯科医師による指導

TCHの原因を特定し、適切な対策を講じることができます。

TCHの治療は、個々の状況に応じて異なります。そのため、歯科医師と協力して最適な治療法を見つけることで、症状の改善が期待できます、

しかしながら、歯の痛みの原因はTCHだけではなく、以下のような原因も考えられますので、安易にTCHと思い込むことは危険です。

– 歯肉炎や歯周病から歯が痛む場合

– 歯の大きなひびや割れによる痛み

– 歯の詰め物や被せ物があわず、隙間が空いている場合

このような場合、適切な対策を怠ると、歯や歯周組織が破壊され、下手すると抜歯に至ることがあります。

むし歯じゃないのに歯の痛みが続く場合や心配な場合は、いつでもご相談ください。一緒に痛みの原因を特定していきましょう。