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顎が痛いんです!これって顎関節症?
朝起きると顎が痛い、大きく口を開けるとカクカク音が鳴る、大きく口を開けると顎が痛くて開けられない、こういった顎に関する症状を顎関節症といいます。
顎関節症とは、顎の関節の痛みや不快感、開口障害などの症状を呈する病態をいいます。
顎の関節やその周囲の筋肉や骨などに問題が起こり、引き起こされることがあります。関節自体の炎症、咀嚼筋の過度の緊張、くいしばり、精神的なストレス、歯の噛み合わせの問題などが原因となることがあります。
顎関節症で筋肉痛が生じる部位は、咀嚼筋や首の筋肉など顎の周りだけではありません。側頭部痛、後頭部痛、肩こり、背部痛、腰痛、腕の筋肉痛が起こることもあります。
この辺りが痛くないですか??
私、ゴリゴリに固まっていて触ると痛いですよ!加藤はかなりひどい顎関節症オーナーですから、よくわかります。
上記のエリアは咀嚼筋群といい、噛みしめなどの癖があると、凝り固まってきます。筋肉が過度に緊張すると、硬くなり、動きが悪くなります。咀嚼筋群が固まると、血流が悪くなり、痛みが出てきます。
咀嚼筋群をほぐしてリラックスさせてあげると、顎関節症には良い結果をもたらすことが多いです。
顎関節症の一般的な治療法には以下のようなものがあります。
○自然治癒:
軽度の場合、安静にすると治ることがあります。
○薬物療法:
痛み止めや炎症を抑えるための薬物を服用します。
○理学療法:
温湿布、咀嚼筋のマッサージやストレッチ、開口訓練などが行われます。
︎○歯科治療:
噛み合わせの調整や、その原因となる不良補綴物の治療やマウスピースの装着、義歯の調整、矯正治療などが行われます。
○ストレス:
ストレスや不安症状が顎関節症の症状を悪化させることがあります。顎関節症と睡眠には大きな関係があるとされています。
ストレスに対する管理を行い、良く眠ることが必要です。
○ボトックス:
顎関節の周りの筋肉にボツリヌス毒素を注入する治療法です。筋肉の緊張が緩和され、関節痛や顎の運動制限などの症状が改善されることが期待されます。ただし、ボトックス治療は一時的なものであり、効果が持続する期間は個人によって異なります。この治療法は症状の軽減に役立つことがありますが、反面やり過ぎると筋肉が弛緩しすぎて噛み合わせが狂うなど、リスクもあります。前述までの治療が奏功しない場合は検討しても良いかもしれません。
○手術:上記の治療を行っても症状が改善せず、全く口が開かないなど非常に重度な症状の場合、最終選択として手術が必要な場合もあります。
この中でも、筋肉のマッサージなど、顎関節症に有効で気持ちの良い治療がまずはおすすめです!
まずは、咀嚼筋群を優しくマッサージしてみましょう。間違っても、思い切り押して痛みがでるところまでマッサージしたら絶対にだめですよ!
アルントシュルツの法則というものがあります。
弱い刺激は生体機能を活性化する。中等度の刺激は生体機能を亢進する。そして、強い刺激は生体機能を抑制し、さらに強い刺激は生体機能を制止させる。
弱い~中等度くらいの気持ちの良い範囲でマッサージをしてください。
温シップもいいですよ!蒸したタオルを咀嚼筋群にあててください。
タオルを濡らしてレンチンするだけ!あーーー気持ちいい~という感覚が大切です!
具体的な内容に興味がある方は、つばめデンタルクリニック川西のスタッフまでお問い合わせください。
さあ一緒にレッツマッサージ!