スタッフブログ
これがプロのお仕事。医療ホワイトニング。
「最近ジムや美容室などでセルフホワイトニングブースができていますが、あれなんですか?白くなるの?」
歯がきれいになると、テンションアップしますね。
きれいになりたい欲求は人間誰しももっているものですから、それが割と手軽に叶えられるというのは、良いことだと思います。
スポーツジムや美容室などで行うセルフホワイトニングですが、歯の表面の汚れを取るだけなので、歯そのものが白くなるわけではありません。
重曹を使って歯を磨くと歯の表面汚れが落ちるので、それと同じような事をやっています。
当院では、歯科医師による診断のもと、歯科衛生士が医療機器であるホワイトニング製品を用いて行う医療ホワイトニングを行なっています。
ホワイトニング成分には過酸化水素、過酸化尿素などが含まれ、歯の表面の汚れと着色を取り除き、さらに内部に沈着した色素を分解します。
もちろんホワイトニング前にクリーニングを行い、歯石や着色を取ってしまいますから、その時点でセルフホワイトニング以上の綺麗さが得られます。
着色だけじゃなくて歯石も取る方がもちろん綺麗になりますし、口臭の予防にもなります。歯周病のケアにもなりますので、定期的に歯石やステインはクリーニングで除去する方が良いですよ。ステイン除去を行なった後、更に歯を白くしたい方には、医療ホワイトニングをおすすめします。
医療ホワイトニングには、ご自宅でご自身のオーダーメイドのトレーを使って薬液をしっかりと浸透させるホームホワイトニングと(この場合、トレーは歯科医院で適合の良いものを作った方が薬液が歯に密着するので更に白くなりやすいです)、歯科医院で薬液を光照射器を用いて浸透させるオフィスホワイトニングの2種類があります。
ホームホワイトニングは1日2時間、最低2週間は薬液を歯に密着させなければ白くなりませんので、時間のある方におすすめです。
オフィスホワイトニングは歯科医院で1時間程度で行うホワイトニングなので、時間はないけれど早く白くしたい方におすすめです。
当院でホワイトニングを行ってきれいになった患者さまの症例をご紹介します。
オフィス3回行なった患者さま。20代の女性。期間は2か月です。
キラキラですね。美しいです。ここまでくると、歯がきれいですねと周りからも言われるようになります。シェードはC1からB1に上がりました。もう少しでブリーチシェードです。
次は40代の女性のケースです。前歯にポーセレンのクラウンが入っていて、前歯の色が昔に比べて暗くなってきて、このポーセレンに色を合わせたいとご希望されました。
ホワイトニングの結果、前歯のポーセレンの色に合ってきましたね。しかし、歯の色が白くなったので、入っていた詰め物のコンポジットレジンの色が浮いてきました。詰め物やかぶせものの色はホワイトニングでは変えられないので、それだけ白くなったということです。このコンポジットレジンはやり替えたほうが良いですね。
ジムや美容室でのセルフホワイトニングでは着色が取れるだけで歯石は残るし歯は白くなりません。せっかくジムに行くなら、しっかり体を鍛える方法を教えてもらった方が良いと思います。また、同じお金と時間を使って美容室に行くなら、カット+トリートメント(ヘッドスパもいいですね!)をしてもらい、髪を美しくした方が圧倒的に満足度は高いと思います。
なんといってもジムは体を鍛えるプロ、美容室は髪を操るプロですから。
ちなみに、歯石除去は国家資格がない人がやると違法です。当院では歯科医師の指示のもと、歯科衛生士がクリーニングとホワイトニングを行なっています。
歯の黄ばみを取りたいのか、芸能人クラスに歯を白くしたいのか。患者さまによりご希望は様々です。どの方法がよいのか、どこまで歯をきれいにしたいのか。歯を白く綺麗にしたい方は、いつでもご相談ください。歯科医院は歯のプロフェッショナル。当院にはホワイトニングコーディネーターの資格を持つ経験豊富な歯科衛生士が2名在籍しており、ケースが豊富にありますよ。なんでも聞いてくださいね。