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口内炎が治りません・・・口腔がんだったらどうしよう。

口内炎ができて、痛い。。しかも、なかなか治らない。これってもしかして、口腔がん?

そう心配になる方は割とおおくおられるのではないかと思います。
口内炎は、口腔粘膜や歯肉にできる潰瘍や炎症の一種です。一般的には小さな白色や赤色のただれやできものとして現れ、痛みや不快感を引き起こします。
口内炎の一般的な原因は多岐にわたりますが、歯の磨きすぎや誤った歯磨き方法、粗い食事や刺激物の摂取、尖った歯で粘膜を傷つけてしまう、いわゆる咬傷などが原因となることがあります。また、免疫機能の低下や自己免疫疾患が関与したり、栄養不足(特にビタミンB12や鉄分の不足)が原因となることがあります。また、ストレスが口内炎の発症を促進したり、ウイルスや細菌の感染が原因となって発症することがあります。
口内炎は通常、1〜2週間で自然に治癒します。正しいブラッシングを実践し、お口の中の清潔を保つことが重要です。刺激の強い食事や刺激物の摂取を避けることも有効です。痛みが強い場合や、広範囲にわたる口内炎にはステロイド軟膏や抗生物質などの薬物が使用されることがあります。また、栄養不良が原因の場合、ビタミンやミネラルのサプリメントを摂取することで改善が図れます。
重度の口内炎や頻繁な再発をする場合は、レーザー照射により軽快する事も多いです。
ただし、なかなか治らない口内炎は、もしかすると別の問題があるかもしれません。
2週間以上治らない口内炎は、口内炎ではなく実は口腔がんだった、というケースもあります。

口腔がんの症状は以下のとおりです。

  • 口内の潰瘍やただれの形成
  • 長期間治らない口内の傷
  • 口腔内の出血
  • 口やのどの痛みやしこり
  • 口内のしびれや感覚の変化
  • 嚥下困難や言葉の発音に問題がある

また、一般的な口腔がんのリスク要因には次のようなものがあります。

  • 喫煙
  • 高度なアルコール摂取
  • 長期間の口内炎や組織の慢性的な刺激
  • HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染
  • 遺伝的要因
  • 免疫機能の低下

もし心配な症状やリスク要因がある場合は、歯医者さんに相談する事をお勧めします。
つばめデンタルクリニック川西では、なかなか治らない口内炎のご相談を受け付けています。
一般的な口内炎の治療を行っても治癒しないケースは、高次医療機関と連携して詳細な検査や組織の生検などを行い、正確な診断をつけることが必要です。

これって口内炎?もし、がんだったら・・・どうしよう・・・
こんな不安を抱えての生活は本当にしんどいですね。気になる方はお早めにご相談ください。