スタッフブログ
2022.11.10
インプラント治療は時間がかかる…
以前のインプラントの治療は1年くらいかかったよ…
もう少し早く歯が入ればよいのにな。
こうお悩みの方も多くおられるかと思います。
抜歯をして傷の治りを待ち、インプラントを埋めて、それからさらにインプラントが骨とくっつくまでの時間をおいて、長い時間をかけてインプラントが骨と結合したら型をとり、それからようやく仮歯が入る。
標準的なスケジュールでも、インプラント治療は半年ほど時間がかかる治療です。
骨を作る治療(骨増生)を併用すると、さらに時間がかかる事もあります。
今回は、BLXといって、抜歯をしてその場でインプラント体を埋める事ができ、さらに、状況によってはすぐに仮歯が入るという、インプラント治療における時間がかかるという不満を解消してくれる新しいインプラント体をご紹介します。
当院はストローマンのインプラントを使用しており、従来インプラントを埋める時のトルクは35Nでした。
今回のBLXは、さらに高いトルクをかける事ができます。そのため、インプラントを埋めた時の初期固定がさらに高くなります。そのため、抜歯と同時にBLXを埋める事ができ、さらに、インプラントを埋めた日に、仮歯をいれる事が可能になりました。
実際に使った感想としましては、インプラント体自体が刃物のような形状をしており、骨に刺さっていくような感触です。
従来のように、インプラントを埋めるために骨をドリルで穴あけして、そこにインプラント体を埋める、という感じではないですね。
何度も繰り返しますが、骨に刺さっていくイメージです(分かりにくくてごめんなさい!)。
オペをした時の初期固定が非常に良いので、即時負荷をしてもインプラント体が緩む心配がありません。
前歯がない状態だと、早く仮歯入れたいですよね。従来は仮歯を両隣の歯と接着剤でくっつけて、という方法で仮歯をいれていましたが、ものを噛むと外れていました。BLXを使うことでインプラント体に仮歯を直接スクリューで固定することで、外れない仮歯を入れることができるようになります。
つばめデンタルクリニック川西では、BLXやガイデッドサージェリーを用いて、最新のインプラント治療を行なっています。
オールオン4なども行なっており、抜歯と同時にインプラント体を埋め、即時に仮歯を入れる事が可能です。
CTと光学印象、マイクロスコープを用いて、確実なインプラント治療を行うことを目標としています。
インプラントは時間がかかる!と、敬遠されている方も、お気軽にご相談ください。
スタッフ一同、一番良い方法をお伝えしてまいりたい所存です。よろしくお願いします。