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インプラント&ジルコニアによる臼歯部補綴

今日は臼歯のブリッジが破折して噛めなくなった患者さまのケースです。

左下のブリッジの奥の歯(6番)が破折してこられました。

4番は幸いレスキューできそうです。

患者さんはまさか折れているとは思わなかったようです。根の破折は抜歯になることが多くあります。

折れている歯が痛くて噛めないので、とりあえずまずはブリッジを4の遠心で切断し、4番は保存。6番は破折している遠心根のみ抜歯しました。

よく噛める方法でやってほしいというご要望にお応えしたいと思いました。

インプラントとジルコニアで補綴します。

6番は残った歯も抜歯します。また、5番と7番にインプラントを埋めます。どちらも同時に1日でやります。

何度も何度も体に手術という侵襲を加えるということは、患者さまの負担になりますからね。一度にできる外科処置があれば、一度に行ったほうが患者さまの負担は少なくなると思います。

5と7のインプラントはストローマンのボーンレベルインプラントを使用。

前もってCTにて分析し、埋入位置を決定して、ガイドを使用しました。

治癒を待ちます。2回法ですので、オペの直後はインプラント体は顎骨に完全に埋まった状態で、外との交通はありません。

途中二次オペといって、インプラント体と歯肉の外とを交通させる手術が必要になります。

二次オペ終了後、ヒーリングキャップを変更して、更に治癒を待ちます。

創の治癒後、型を取ります。4.5.6.7全て一旦仮歯を入れます。4はこの段階で外し、虫歯の治療を行い、仮の歯を入れます。

仮歯を入れるととてもよく噛めるので、とても喜ばれます。ストローマンのロキソリッドは治癒が早いのが良いですね。

オステオインテグレーションも良好!オステルは70超えです。

最終印象を行い、4にはジルコニアクラウン。567はジルコニアブリッジによる補綴。

現在もとても落ち着いておられます。

つばめデンタルクリニック川西では、インプラントによる欠損補綴を行なっています。

義歯は咬合力が天然の歯に比べて弱くなります。ブリッジはなんともない歯を削る必要があります。

インプラントが埋められるしっかりとした顎骨があれば、それも一つの選択肢になります。

食事を美味しく取る事で、消化吸収が良くなります。

よく噛む事で認知症になりにくくなります。アルツハイマー型認知症の原因と考えられているアミロイドβは、噛むことが少ないと増えるということが報告されています。

インプラント治療に関しまして、いつでもお気軽にご相談ください。

つばめデンタルクリニック川西スタッフ一同、患者さまにとって一番良い方法をご提案させていただけますと幸いです。

よろしくお願いいたします。