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実際に光学印象を取ってみよう!itero導入しました②
それでは、実際に光学印象を取ってみましょう。
光学印象を取るためには、小型カメラを用いて、口腔内を隅から隅まで撮影します。
歯の噛む面、ほっぺた側の面、舌側の面を隈なく撮影します。
実際に撮影した画像はこちら。
撮影が終わったら、iteroという光学印象を撮る機械からアラインテクノロジー(インビザラインを作っている会社)にデータを転送します。
AIが世界中の矯正データから治療後の予測を立てます。
光学印象をとった数分後には、矯正前後の歯並びの予測データを見る事が可能です。
予測データを見ていただいた後に、実際にインビザラインを用いた矯正治療を行う場合は、更に詳細な治療計画を立てます。
マウスピース一枚を交換するごとにどのように歯が動いていくかを、後日、動画でお見せする事ができます。
実際の治療のゴールが分かるので、納得して治療を受けていただく事が可能です。
しかしながら、インビザラインシステムには限界があり、難症例には対応できないこともあります。対象外のケースで無理やりマウスピース矯正を行うと、奥歯が噛み合わなくなる、歯根が吸収してぐらつくなど、矯正の弊害が出てくる事があります。
そういったケースでは、最初から矯正専門医による治療を受けていただく事が必要になります。
前もって光学印象を撮ることで、インビザラインのケースの対象か否かを診断することが可能です。
つばめデンタルクリニック川西では、矯正専門医との連携を行っており、難症例と判断されたケースであっても、インビザラインの他にも最適な矯正治療をご提案させていただく事が可能です。
矯正治療は保険が適応されず、高額になる事が多くあります。難しいケースであればあるほど、矯正専門医と連携した安心、安全、納得の治療を選択して頂ければと、切に思います。
よろしくお願いします。