スタッフブログ
GC学術講演会〜人生100年時代の総義歯臨床〜に参加しました。
先日大阪で開催された総義歯(総入れ歯)の講演会に参加してまいりました。
人口減少社会、超高齢化社会の到来を日々の生活の中でも感じます。
8020運動の浸透により、80歳を過ぎてもご自分の歯でよく噛める患者さんを拝見する機会が多くありますが、その一方でご自身の歯を残念なことに喪失された患者さんも数多く拝見します。
高齢化社会に対して私ができることは、いかに美味しく食事をとることができ、笑顔で毎日を過ごすお手伝いができるか、だと考えます。
その実現のためには、義歯の勉強は欠かせないものです。
今回の講演は総義歯(総入れ歯)に関する内容でした。
演者は総義歯専門歯科医師の松丸先生と、5Dデンチャーコースインストラクターの吉松先生。
型の取り方、噛み合わせの決め方など、とても基本的な内容でしたが、非常に内容が深く、日常の臨床に対して色々な点で気付かされる講演会でした。
そして常々臨床で感じている点、それは、良い咬合(噛み合わせ)とは何かということ。その答えがありました。
それは快適であり、問題なく機能を果たし、長期間安定して変化しないものである。それは生理的咬合であり、決して理想咬合である必要はない、というものです。
つばめデンタルクリニック川西では、理想的な咬合を頭に置いた上で、患者さんの快適な咬合を目指し、美味しく食事をとるお手伝いができればと思います。
これからもさまざまな講演会や勉強会に参加し、色々な技術、情報をフィードバックできればと考えます。
よろしくお願いいたします。