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日本糖尿病協会登録歯科医に認定されました

生活習慣病の定義としてはっきりと定められたものはありませんが、健康増進法では「がん及び循環器病」、「健康日本21」では、「がん、心臓病、脳卒中糖尿病等」と位置づけています。

歯科医院を受診する患者さんの多くの方が高血圧や糖尿病に罹患されており、また、お薬を服薬されておられます。

高血圧や糖尿病は歯科医師にとっても勉強すべき内容であり、知らなかったではすまないと思います。

特に、糖尿病と歯周病には明らかな相関関係が認められ、歯周病ケアを正しく行うことで糖尿病のコントロールを行うことができますし、また、逆も然りです。

そこで、日本糖尿病協会登録歯科医に認定されたことを機に、スタッフに糖尿病に関する試験を行いました。

試験1週間前に糖尿病に関する資料を与え、試験を受けてもらいました。

回答したスタッフの正答率は9割。とても高い値でおどろきました。簡単すぎたかな??

糖尿病に関するテスト内容は以下の通りです。

試験を受けられなかったスタッフは、一読しておいてください。また、この記事を読まれている方は、ぜひ、テストを受けてみてくださいね。

糖尿病テスト

①合併症予防のための血糖コントロールのHbA1cの目標値は?

①6.0未満

②7.0未満

③8.0未満

②インスリン糖尿病1型は膵臓のランゲルハンス島β細胞の破壊による絶対的( )量の不足を原因とするものである

③現在日本人で激増している生活習慣病としての糖尿病は、( )糖尿病である。

④糖尿病患者で、血糖のコントロールが悪い場合、重篤な( )を伴う歯周炎に罹患する例が多い。

⑤糖尿病患者の術後は感染予防のため、十分な( )の投与を行う。

⑥糖尿病患者の歯科治療において、治療中に低血糖の症状が現れた場合、できるだけ早期にジュースや砂糖などの摂取されやすい( )を与えて血糖値を上げる必要がある。

⑦低血糖の症状について違うものはどれか。

あくび

空腹感

徐脈

発汗

⑧糖尿病患者の予約は、午前午後の( )の時間帯にとる。

⑨糖尿病患者の治療で間違ったものはどれか。

1.治療時間は一回を長めに回数を減らすよう努める

2.治療中のストレスや不安を減らすよう配慮する

3.低血糖発作の時にはジュースなどを取らせて血糖値を上げる

4.摂食が困難となるような広範囲の外科処置は避ける

⑩一般に随時血糖値が( )mg/dL以上の時には、観血的処置は避けるべきである。

答え

① 7.0未満

②インスリン

③2型

④骨吸収

⑤抗菌薬

⑥ショ糖

⑦徐脈

⑧早め

⑨1. 治療時間は一回を長めに回数を減らすよう努める

⑩200

 

さあ、どれくらい回答できましたか?

つばめデンタルクリニック川西では、糖尿病に関する勉強をスタッフ一同で行なっており、糖尿病をはじめとする基礎疾患についてみなで学習しています。

歯周病と糖尿病は明らかな相関関係があり、歯周病の治療をすると血糖コントロールが改善することが報告されています。

歯周病による炎症をコントロールできればインスリン抵抗性が改善し、血糖コントロールも改善するという研究結果が数多くあります。糖尿病に罹患されている方は歯周病のケアを行うことで、改善の可能性があります。

糖尿病に罹患されている方は、糖尿病治療の一環として歯周病治療を受けてみませんか?

一緒に頑張りましょう。